復讐ドラマ「ブラックスキャンダル」の反響がすごい理由

今秋もまた新たなドラマが始まった。
フジ(月9)の「SUITS / スーツ」やTBSの「下町ロケット」など注目作品は多いが、読売テレビ(日テレ系)の「ブラックスキャンダル」もその一つと言っていいだろう。
こちらは芸能界のスキャンダルを題材にした復讐ドラマなのだが、初回を終えての反響がすごい。
今回は、ブラックスキャンダルのストーリーや相関図、キャスト、話題の理由などをお伝えしていく。

ブラックスキャンダルのストーリー

5年前―――。
人気女優「藤崎沙羅」の不倫スキャンダルが報道された。
しかし、藤崎沙羅にとっては全く身に覚えのないことであったため、釈明会見を開こうとした矢先、不倫相手として報道された人気俳優が突然釈明会見に登場し、不倫を認めてしまった。
この会見によって世間から強烈なバッシングを浴びた藤崎沙羅は芸能界から抹殺され、母親は娘のスキャンダルを苦に自ら命を落としてしまう。
偽りの謝罪会見によって、藤崎沙羅は全てを失った。

そして現在―――。
世間から隠れるように生きてきた元女優は、かつて同じ芸能事務所「フローライト」に所属していた後輩女優から、不倫相手とされた男性が「実はフローライトに金を積まれて、嘘のスキャンダルを演じた」と話していたことを告げられる。
元女優は、偽りのスキャンダルの真相を暴き、自らを陥れた人間に復讐するため、手術で「顔」と「声」を変え、「矢神亜梨沙」としてフローライトに芸能マネージャーとして潜入。
夢と欲にまみれた芸能界で復讐を果たすために、所属タレントの様々なトラブルを陰で解決しながら、マネージャーとしてのし上がっていく。
しかし復讐の果てには、誰も想像だにしない衝撃の真実が隠されていたのだ―――。

ブラックスキャンダルの相関図

ブラックスキャンダルの相関図は下記の通り。

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

ブラックスキャンダルのキャスト

矢神 亜梨沙(35) 演:山口 紗弥加

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

芸能プロダクション「フローライト」の敏腕マネージャー。
所属タレントへの的確なアドバイスと、目的の為なら手段を選ばない姿勢に、周囲からの人望も厚い。
亜梨沙は元々、「藤崎紗羅」という名前の「フローライト」に所属する女優だった。
18歳で芸能界デビューし、そこからコツコツと地道に力をつけ、30歳を前に、人気、実力ともにピークを迎えようとしていた矢先、突然何の心当たりも無い不倫スキャンダルが原因で、地獄の底へと叩き落とされ、全てを失い、芸能界から抹殺される。
「実はあのスキャンダルは仕組まれたものだった」という衝撃の真実を知り、復讐の炎が燃え上がった藤崎紗羅は、スキャンダルのねつ造に関与していた人間に復讐するため、顔を整形して、名前も「矢神亜梨沙」と名乗り、マネージャーとしてフローライトに潜入する。

花園 由祐子(40) 演:平岩 紙

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

フローライト芸能2部チーフマネージャー。
元亜梨沙の現場担当マネージャーで、亜梨沙のスキャンダルをねつ造し、陥れた元凶のひとり。
かつてはタレントの事を第一に考えるマネージャーであったが、今はタレントを売るためであれば手段を選ばず、時にタレントを「物」の様に扱うと同時に、利用価値がなくなれば容赦なく切り捨てる。
亜梨沙のスキャンダル以降、全日テレビプロデューサーの五色沼とは裏で繋がっており、若手女優を斡旋して仕事と信頼を受け取っている。

勅使河原 純矢(38) 演:安藤 政信

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フローライト芸能1部チーフマネージャー。
勅使河原社長の一人息子で元亜梨沙の恋人。ハンサムで仕事も出来て人望も厚い。
亜梨沙とは結婚を約束した仲だったが、ねつ造された「不倫スキャンダル」騒動があった後、引き裂かれる様に破局、婚約も解消する事になってしまう。
気持ちを切り替え、仕事に精を出してフローライト社長の座を引き継ぐつもりだったが、父から「お前に会社を継がせるつもりはない」と言われてしまう。
どうしても納得のいかない純矢は、ある作戦を思いつき、実行に移す。

勅使河原 友和(60) 演:片岡 鶴太郎

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フローライト代表取締役社長。
所属タレントに並々ならぬ愛情を注ぎ、父親の様に尊敬されている。
あらゆる手を尽くして売り込む手腕は本物で、10年でフローライトを芸能界のトップに押し上げた。
亜梨沙のスキャンダルをねつ造し、陥れた元凶と思われているが、実際のところは謎のままである。

阿久津 唯菜(28) 演:松井 玲奈

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フローライト芸能1部所属の女優。
多くの連ドラの主演を勤め、CM契約数5本を誇る押しも押されもせぬトップ女優。
憧れの先輩だった亜梨沙のスキャンダルが、ねつ造されたものだったと知り、亜梨沙にその事を伝える。
復讐に燃える亜梨沙を心配しつつも協力をする唯一の理解者。
しかし唯菜にもこの復讐に加担する別の衝撃の真相があった。

小嶋 夏恋(21) 演:小川 紗良

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フローライト芸能2部所属の若手女優。
容姿端麗で才能もあるが、毎回もう少しの所でチャンスを逃し続けている。
亜梨沙が担当することになってからは甘い考えを捨て去り、「芸能界で女優として生きていく」覚悟を決める。
すると、あらゆる方法を駆使してチャンスを掴み、メキメキと頭角を表わしていく。

巻田 健吾(38) 演:片桐 仁

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亜梨沙のスキャンダルを掲載した写真週刊誌「週刊星流」の記者。
小嶋夏恋のスキャンダルを狙っている最中、マネージャーの亜梨沙が「藤崎紗羅」だと見抜き、揺すりにかかる。

五色沼 仁(45) 演:袴田 吉彦

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全日テレビのプロデューサー。
5年前。勅使河原と花園と結託し、亜梨沙のスキャンダルを印象操作してテレビ中継したプロデューサー。
以降フローライトとは蜜月な関係で、若い女優やアイドルを食い物にしている。

棚城 健二郎(35) 演:波岡 一喜

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元フローライト所属俳優。
ねつ造されたスキャンダルの「亜梨沙の不倫相手」として報道された男。
騒動後、父親である大御所俳優・棚城正則(60)の事務所「棚城プロダクション」に移籍。
1年の謹慎期間を経て、復帰して現在も役者として活動している。

犬飼 遊真(30) 演:森田 甘路

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フローライト芸能2部マネージャー。
3年前、花園から「アイドルグループを作れ」と命令を受け、オーディションを経て4人組ユニット「ミルキーロード」を結成する。
何度もメンバーの加入、脱退を繰り返しながらも、今年、ついに努力が実って大ブレイクを果たす。
真面目で責任感が強く、会社からもメンバーからも厚い信頼を得ている。
しかしメンバーのリーダー「ミカ」の悩みを聞いている内に恋愛関係に発展。
長い間秘密の交際を続けている。

水谷 快人(23) 演:若葉 竜也

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フローライトの新人マネージャー。
マネージャー業務に人一倍の熱意を持っており、所属タレントには並々ならぬ情熱を注いでいる。
スカウト担当もしているが、人を見る目は今のところない。
亜梨沙が入社してからは、行動を共にする様になり、亜梨沙に振り回されつつも成長していく。
後に、街で容姿端麗スタイル抜群の外人「ソフィア」をスカウト。
ソフィアはすぐにブレイクするが、身勝手な行動が多く、しょっちゅう火消しに奔走する事に。

ソフィア・ミハイロビッチ(21) 演:瑛茉 ジャスミン

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

水谷にスカウトされてフローライトに所属する事になる外国出身の美人モデル。
フローライトに入るとすぐに人気商品のCMが決まるなど、破竹の勢いで出世していく。

藤崎 紗羅(当時30) 演:松本 まりか

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

「フローライト」に所属する元女優。
5年前に心当たりの無い不倫スキャンダルを写真週刊誌に報じられてしまう。
紗羅は釈明会見を開こうとした矢先、不倫相手とされる俳優が謝罪会見を開き不倫を認めてしまう。世間の容赦ないバッシングと炎上で一気に地獄の底へと叩き落とされた紗羅は芸能界から抹殺される。
紗羅には、フローライト社長・勅使河原友和の息子、勅使河原純矢という大切な婚約者がいたが、その騒動で別れを切り出され去ってしまう。
母親も娘のスキャンダルを苦に自殺。
スキャンダルが仕組まれていたという衝撃の真実を聞かされ復讐の炎が燃え上がった紗羅は、スキャンダルねつ造に関与した人物に復讐をする為、顔を整形して「矢神亜梨沙」と名乗り、マネージャーとしてフローライトに潜入する覚悟を決める。

ブラックスキャンダルが話題の理由

ここからは「ブラックスキャンダル」が話題になっている6つの理由を述べていく。

理由1 芸能界の裏側がわかる

華やかでありながら、闇も多い芸能界。
「枕営業」や「出来レース」など我々一般人にもその噂は回ってくるが、所詮「噂」でしかない。
しかし、このドラマでは、芸能界の裏側を惜しみなく公開している。
もちろん、面白おかしく脚色しているが、あながち「全てが作り話」とは思えない内容になっている。
ネットの普及によりスキャンダルを誰でも簡単に暴露できるこのご時世では、このようなことが日常的に行なわれているとは思えないが、昔は少なからずあったに違いない。
だからこそ、そのような噂が回っているのだ。
「フローライト」芸能1部所属の女優・阿久津唯菜を演じる「松井玲奈」は、このドラマについてこう語っている。

芸能界の華やかさも黒い部分も、両方を描いた作品。この作品で描かれることが芸能界の全てではありませんが、似たような部分も少なからずあるのかもしれません。ひとつのフィクション作品として楽しんでいただき、亜梨沙の復讐劇にスカッとしてもらえると嬉しいなと思います。

日本を代表するアイドルグループの第一線として活躍した松井玲奈が「似たような部分も少なからずある」とコメントしたのだ。
このように、過去にあったであろう芸能界の闇を、思う存分描いたドラマということで視聴者の高評価を得た。

理由2 悪意あるキャスティング

今回のキャスティングは「悪意」を感じるキャスティングだとネット上で話題になっている。
その理由は、女優やアイドルを食いものにしている全日テレビプロデューサーの「五色沼 仁」役に、袴田吉彦が抜擢された為だ。
袴田吉彦といえば、アパホテルにて不倫したことで一躍注目を浴びた俳優だが、劇中でも「アパー!」と言って自虐ネタを披露している。
これに対し「吹っ切れた演技が最高」など、大きな話題を呼んだ。

この他にも、ブラックスキャンダルの主題歌は「ゲスの極み乙女。」が務めている。
タレントの「ベッキー」との不倫報道で世間を賑やかせたあの「川谷絵音」がいる4人組のバンドだ。
これも注目を浴びる大きな要因の一つと言ってもいいだろう。
ちなみに川谷絵音は下記のコメントを残している。

ゲスの極み乙女。以外にこのドラマの主題歌が務まるでしょうか?僕らの新境地とも言えるサウンドがこのドラマを彩れること、誠に光栄でございます。ヒリヒリするアレンジと歌を堪能してください。

これらは「炎上商法」に近いやり方だが、実際に不倫をした俳優やアーティストが「スキャンダルドラマ」にキャスティングされたことで、良い意味でも悪い意味でも大きな話題になっていることは間違いない。

理由3 人気の復讐劇

最近のドラマでは「復讐劇」がひそかに人気を集めている。
現実世界では中々体験することのできない復讐を、ドラマで体感でき「爽快感」を得られるためだ。
直近で最も評価が高かった復讐ドラマは、2018年春に公開された「モンテ・クリスト伯」だろう。
その「モンテ・クリスト伯」の後継ドラマとして、「ブラックスキャンダル」は視聴者から大きな期待を寄せられている。

理由4 山口紗弥加が連ドラ初主演

上記でお伝えした「モンテ・クリスト伯」での怪演が話題になった女優「山口紗弥加」が、今回の復讐劇で主演を務めている。
実は、山口紗弥加が連ドラで主演を務めるのは、芸能生活24年にして「初めて」なのだ。
ネット上でも「山口紗弥加が初主演って意外すぎる」と話題になっている。

理由5 松本まりかの迫真の演技

ヒロインの女優時代(過去)を演じた「松本まりか」の熱演に、視聴者から「迫真の演技」「まりか劇場」「過呼吸の演技が上手すぎる」など、松本まりかの演技力に絶賛の嵐が巻き起こった。
このように、演技派女優が熱演できるシナリオを用意することも、話題を作る一つの手段だと言える。

理由6 最後にドンデン返し

ブラックスキャンダルの公式サイトには、「復讐の果てには、誰も想像だにしない衝撃の真実が隠されていたのだ―――。」と公表されている。
ネット上では「黒幕は誰だ!?」と話題になっているが、このドラマは原作がないオリジナルのため、その答えは製作陣と役者陣しかわからない。
今のところ、松井玲奈が演じる「阿久津唯菜」が黒幕ではないかと噂になっているが、果たして真実はいかに―――。

おわりに

いかがだっただろうか。
芸能界の裏側を取り上げた新ドラマ「ブラックスキャンダル」。

出典:https://www.ytv.co.jp/blackscandal/

芸能ネタを取り上げるライターとして、このドラマは見ずにいられない。
芸能界の裏側に興味がある方は是非観てほしい。
見逃した方は、ネット配信の「Hulu」で視聴可能。
次回はどんな復讐を起こすのか。
楽しみで仕方ない――――――。

Huluでブラックスキャンダルを観る

 

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