ジャニーズの「グループ名」に秘められた意味と由来

日本を代表する男性アイドル事務所といえば、誰もが「ジャニーズ事務所」を思い浮かべるだろう。

出典:https://www.johnnys-net.jp/

「嵐」や「関ジャニ∞」「Kis-My-Ft2」「King & Prince」など、これらのグループ名は全てジャニーズ事務所の創業者である「ジャニー喜多川」が考えている。
今回は、ジャニーズの「グループ名」に秘められた意味と由来を紹介していく。

SMAP(スマップ)

既に解散してしまったが、歴代のジャニーズの中でトップクラスの人気を誇ったSMAP。
1988年に結成され1991年にCDデビューを果たしたが、このグループ名は「Sports Music Assemble People」の頭文字から取られている。
日本語では「運動と音楽を融合する人々」という意味だ。
名前の由来は、ジャニー喜多川が大好きだった尾崎豊の名曲「17歳の地図」の英訳「Seventeen’s map」から引用したもの。

TOKIO(トキオ)

SMAPにも引けを取らない人気グループ「TOKIO」。
TOKIOは、1989年に結成され、1994年にデビューを果たした。
いつか世界進出したときに、外国人からもすぐに覚えてもらえるようにと、東京(TOKYO)という発音に近い「TOKIO」にしたとされている。
また、東京から世界に通用するグループになってほしいという、ジャニー喜多川の強い思いが込められたグループ名である。

Kinki Kids(キンキキッズ)

1993年に結成され、1997年にデビューを果たした「Kinki Kids」。
こちらはユニット名の通り「近畿地方の男の子」という意味だ。
2人とも近畿地方出身であり、デビュー当時が13歳とまだ幼かったことから、「Kids(キッズ)」と名付けられた。
当時、これらのユニット名を付けられた堂本剛と堂本光一は、「俺たちは終わったな」と思ったそうだ。

V6(ブイシックス)

1995年に、バレーボール大会のイメージキャラクターとして結成された「V6」。
このグループ名は「Volley ball」の頭文字「V」と、グループの人数「6」を取って「V6」と名付けられた。
ちなみにグループの人数が「5人」ではなく「6人」なのも、バレーボールのチーム人数が6人であるため。
他のグループ名とは違い単純な由来ではあるが、「V」には「Victory(ビクトリー)」「Variety(バラエティ)」「Visual(ビジュアル)」「Versus(バーサス)」「Value(バリュー)」「Voice(ヴォイス)」という意味も込められている。

嵐(アラシ)

SMAP同様、歴代のジャニーズの中でもトップクラスの人気を誇る「嵐」。
嵐は1999年にデビューし、「世界中に嵐を巻き起こす」という意味で名付けられたグループだ。
また、嵐はアルファベットにすると「A」。五十音にすると「あ」となり、一番初めにくる。
これは、「芸能界の頂点に立つグループになる」という意味も込められている。

タッキー&翼(タッキーアンドツバサ)

こちらはかなり異色とも言えるユニット名の「タッキー&翼」。
2002年に結成され2018年に解散してしまったユニットだが、ジャニーズJr.黄金期であった結成当時、個人名で既に知名度の高かった2人であったため、そのままニックネームが使用され「タッキー&翼」となった。

NEWS(ニュース)

2003年にデビューを果たした「NEWS」。
このNEWSというグループ名だが、新しい情報(ニュース)という意味に加えて、アルファベットのそれぞれが「North(北)」「East(東)」「West(西)」「South(南)」の頭文字からきており、日本だけでなく全世界で活躍していくグループという意味が込められている。

関ジャニ∞(カンジャニエイト)

2002年に結成し2004年にデビューを果たした「関ジャニ∞」。
関ジャニ∞は、メンバー全員が関西ジャニーズJr.出身であることから、略して「関ジャニ」となった。
また、関西で出演していた番組が「8チャンネル」だったこともあり、関ジャニに「8」を付けて「関ジャニ8」に、
更に「無限の可能性を」というジャニー喜多川の強い思いから、「8」を横にして「∞(無限大)」と表記した。

KAT-TUN(カトゥーン)

2001年に結成し2006年にデビューを果たした「KAT-TUN」。
メンバーの脱退が相次ぎ、今は3人となってしまったKAT-TUNだが、元々は6人グループだった。
そのメンバーの頭文字を組み合わせたものが「KAT-TUN」となる。

Kamenashi Kazuya(亀梨和也)
Akanishi Jin(赤西仁)
Tanaka koki(田中聖)
Taguchi Junnosuke(田口淳之介)
Ueda tatsuya(上田竜也)
Nakamaru Yuichi(中丸雄一)

ちなみにこの「カトゥーン」は、英語の「cartoon(マンガ)」を語源とし、「漫画のように1ページ見たらその先が見たくなる、先の読めない展開、めくればめくるほど新しい物が出てくる」という意味も込められている。

Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)

2005年に結成した「Kis-My-Ft2」。
Kis-My-Ft2は、「KAT-TUN」の由来と同じように、メンバー全員のイニシャルを組み合わせて名付けられた。
当初は8人で構成されたグループであったが、「I」を担当していた飯田恭平が脱退したため、現在は7人で活動している。

Kitayama Hiromitsu(北山宏光)
Iida Kyohei(飯田恭平)
Senga Kento(千賀健永)
Miyata Toshiya(宮田俊哉)
Yokoo wataru(横尾渉)
Fujigaya Taisuke(藤ヶ谷太輔)
Tamamori Yuta(玉森裕太)
2(ni)kaido Takahshi(二階堂高嗣)

ちなみに、タップダンサーであるグレゴリー・ハインズが、尊敬するサミー・デイビス・ジュニアの靴に「キス」をしたという逸話にもちなんでいるという。

Hey!Say!JUMP(ヘイセイジャンプ)

2007年に結成、デビューを果たした「Hey!Say!JUMP」。
Hey!Say!JUMPの「Hey!Say!」とは、メンバー全員が「平成生まれ」のグループであることから、名付けられた。
そして「JUMP」は、Johnny’s Ultra Music Powerの頭文字からきている。
「平成の時代を高くJUMPする」というジャニー喜多川の願いが込められているのだ。

Sexy Zone(セクシーゾーン)

2011年に結成、デビューを果たした「Sexy Zone」。
ジャニー喜多川が大好きなマイケルジャクソンのように、セクシーで魅力的なアーティストに育ってほしいという思いが込められている。
また、Sexy Zoneの正式表記は「x」と「y」を赤字にするのが正しく、正確にはSexy Zoneと表記する。
ちなみに、この時代のジャニー喜多川は「Sexy」という言葉にハマっており、この単語がついたユニット名が大量発生した。それがこちらだ。

➀ Sexy Zone(セクシーゾーン)
➁ Sexy Champ(セクシーチャンプ)
➂ Sexy Age(セクシーエイジ)
➃ Sexy Boys(セクシーボーイーズ)

今は、Sexy Zoneしか残っていない。

A.B.C-Z(エービーシージー)

2001年に前進の4人組グループ「A.B.C」が結成され、2008年に「橋本良亮」が加わったことで「A.B.C-Z」が誕生した。
グループ名の由来は、「Acrobat Boys Club(アクロバット・ボーイズ・クラブ)」の頭文字を取ったもの。
「Z」を加えた理由として、アルファベットのA~Zまで全てが含まれているため「完璧」を意味するという。
また、ジャニー喜多川は、マイケルジャクソン(ジャクソンファイブ)の「ABC」という曲が大好きだったこともあり、「ABC」に深い思い入れがあったそうだ。
ちなみに「A.B.C-Z」には、「Sexy Zone」の「中島健人」と「菊池風磨」が加入するという案もあった。
当時、「A.B.C-Z」にはセクシー要素が足りないと思ったジャニー喜多川は、Sexy Zoneの「セクシー担当」であった中島健人と菊池風磨を「掛け持ち」させようという構想を持っていたのだ。
実現はしなかったものの、もしこの2人が加入していたら「A.B.C-x.y.Z」というグループ名になっていたという。
そのため、「Sexy Zone」と「A.B.C-x.y.Z」の2つのグループが繋がっているとの意味を込めて「x」と「y」を赤字にしたそうだ。
この当時のジャニー喜多川は、A.B.C-Zに対する愛情が強く、A.B.C-Zをどのように人気アイドルグループに育てるかを常日頃から考えていたという。
その証拠として、大量発生した「Sexy」グループの順番を入れ替え「縦」に読むと、「ABCZ」という文字が現れてくるのだ。

➀ Sexy Age
➁ Sexy Boys
➂ Sexy Champ
➃ Sexy Zone

ここまで思い入れの強いグループはそういないだろう。

ジャニーズWEST(ジャニーズウェスト)

2014年にデビューを果たした「ジャニーズWEST」。
グループの名通り、メンバー全員が関西ジャニーズJr.出身だ。関ジャニ∞の弟分と言えるだろう。
グループ名に「ジャニーズ」が付くのは、初代「ジャニーズ」以来2度目である。

King&Prince(キングアンドプリンス)

2015年に結成し、2018年にCDデビューを果たした「King&Prince」。
King&Princeにはグループ内に2つのユニットが存在し、Mr.Kingと呼ばれる「平野紫耀」「永瀬廉」「髙橋海人」、Mr.Princeと呼ばれる「岸優太」「岩橋玄樹」「神宮寺勇太」を総称して「King&Prince」となった。
これは「王とプリンスの戦い」を意味しており、それぞれが火花を散らし、切磋琢磨していくようにとの思いが込められている。

HiHi Jets(ハイハイジェッツ)

2015年に結成された「HiHi Jets」。
「HiHi」の由来は、結成メンバーであった「橋本涼」「井上瑞稀」「羽場友紀」「猪狩蒼弥」の頭文字を取って名付けられた。
「JET」は「Johnnys Entertainment Team(ジャニーズ・エンターテイメント・チーム)」の略で、2018年に新メンバーの「作間龍斗」が加入したことで、語尾に「S」が付き「Jets」となった。



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